漢方薬の「証」とは
漢方薬を処方される漢方医学の治療方針とは、患者さんの「証」をよく見極めることからはじまります。
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「証」とは、その人の体質、体力、抵抗力の有無などです。
漢方医学が「病人」を治癒する療法であるのに対し、私たちは現代西洋医学の「病気」を治す医療に馴染み過ぎています。
病気がなにかによって、西洋薬はその患部にのみ処方されますが、漢方薬は体質改善から免疫力を高めるので、連動した他の箇所の不調も、一緒に改善されることでしょう。
漢方医学では、その人の「証」にもとづいて漢方薬を選びます。
「証」には、主に3種類があり、それらから判断した総合で、診断がくだされているのです。
「虚実」とは、漢方医学のベーシックなもので、虚証と実証のことであり、その人の体力や体質といった面での充実度をみていきます。
「陰陽」とは、陰証と陽証のことで、病状がどのていどまで進んでいるのか、体力がどこまで落ちてしまっているのか、といったことを診断します。
病気の勢力と、患っている人の体力との度合関係を、量で割り出していきます。
「気・血・水」とは、からだの生理機構を示すことばです。
漢方薬を、以上のような「証」の3通りの観点から、的確に診断を下し、毎日飲み続けてもらうことで病状の経過をみていきます。
患者さんに陥りやすい病気や不調がある場合には、西洋医学よりも漢方薬で体質改善してしまった方が、根本から完治させられ、同じ病気を繰り返さないように変わっていけるそうです。
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