漢方薬のせんじ薬とエキス製剤

漢方薬の飲み方とは、「せんじ薬」と「エキス製剤」の2通りがあります。

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「せんじ薬」は、生薬を水と一緒に土鍋などで長く煮込んで、液体で服用するものです。
「エキス製剤」は、生薬のエキスを抽出したものを、顆粒や粉末、錠剤、細粒にしたものです。
漢方薬の昔からある服用法としては、せんじ薬の飲み方が理想的であるとされていますが、エキス製剤でも、比較して大差ない効果が期待できます。

せんじ薬とエキス製剤とでの違いを強いて言えば、せんじ薬で漢方薬を服用した場合、患者さん一人一人の症状に対し微調整が利くという点で、良いといえるでしょう。
せんじ薬では、煮だし方の取り扱いにより、長くに煮過ぎてしまったり、早く火からおろしてしまったりすると、充分に成分を抽出できなくなるので、そういったところは扱いが慣れるまで難しいかもしれません。

漢方薬に対する間違ったイメージとして、効果が遅いというのがあるのではないでしょうか。
西洋薬は即効性があり、漢方薬はからだに穏やかに効いていくというところで、勘違いを生んでいるようですね。

患者さんの状態や、なんの病気かにもよりますが、湿疹や風邪などの急性の病気には、1時間未満から、遅くても3日ほどで改善が見込めます。
病気が急性でなく、慢性のものであっても、ピッタリの「証」であれば、即効性も期待できます。

漢方薬を飲んですぐに風邪などを治せるのであれば、自然由来のくすりの方が安心して飲めますね。

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